API連携・データ管理ガイド
CSVファイルを介さず、自社システムから必要な情報を連携。
登録から結果取得、電話帳の個人情報削除までを自動化できます。
ファイルの書き出し・メール添付・手作業による取り込みを減らし、連携用キーの権限や有効期限を用途ごとに管理できます。
連携できる操作
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 連絡先の登録・更新 | 氏名・電話番号・メモ・任意項目をJSONで連携。電話帳の管理APIからの登録・更新では発信やSMS送信を行いません。 |
| 連絡先の取得 | 一覧・1件の詳細取得、電話番号の完全一致検索、更新日時での絞り込み。1ページは最大200件です。 |
| 発信・SMSの実行 | 設定済みの発信APIに連絡先を送信すると、指定の動作を実行します。1リクエスト最大200件、発信APIごとに毎分60リクエストまで。再送時は同じ重複防止キーを指定します。 |
| 結果の取得 | 通常発信・SMS・AI通話・プレディクティブコールの結果を取得できます。結果の内容や必要な契約は機能によって異なります。 |
| 電話帳の個人情報削除 | 連絡先IDを指定して氏名・電話番号・メモ・任意項目を消去。通話や請求の参照に必要なIDと削除状態は残します。 |
APIのご利用はBusiness以上が対象です。プレディクティブコールなど個別機能のご利用条件については、ご契約内容と合わせてご案内します。
必要な操作だけを許可する
APIキーはアカウント単位で発行します。「発信・SMSの実行」「結果の取得」「連絡先の取得」「連絡先の登録・更新」「連絡先の削除」から、必要な権限を選べます。例えば、結果を取り込むシステムには結果取得だけを許可し、削除処理には別のキーを使えます。
- 発行画面で有効期限を30日・90日・365日・期限なしから選択。初期選択は90日です。
- キーの全体が表示されるのは発行時のみ。オトコルのDBにはハッシュ値を保存します。
- 不要なキーは画面から失効できます。新しいキーへの切り替え後に旧キーを失効させる運用も可能です。
- 連携先ではサーバー側の秘密情報管理機能に保存し、ブラウザ・URL・ソースコード・ログへキーを記録しないでください。
ログに複製する情報を減らす
発信APIの編集画面で「受信本文・氏名・電話番号を保存する」をOFFにすると、それ以後の発火ログには、日時・結果・件数・対象IDを残します。受信本文・氏名・電話番号・タイトル・エラー詳細は保存せず、発火通知にも含めません。
画面で新しく作る発信APIはこの設定がOFFです。既存の発信APIは設定を変更するまで従来どおり保存します。過去に保存したログには変更が及びません。発火ログの保持期間は90日です。
アクセス監査には、利用したキーID・操作・結果を記録します。APIキーの値やリクエスト本文は含めません。連絡先管理・発火の入力値はアプリケーションのリクエストパラメータログでも伏せます。
削除する情報・残る情報
| 保存先・情報 | 連絡先削除APIの対象 |
|---|---|
| 電話帳の個人情報 | 削除します。氏名・電話番号・メモ1〜3・任意項目の値を消去し、タグとの紐付けを外します。 |
| 電話帳のID・削除状態 | 通話や請求の参照を維持するため残します。削除済みの連絡先は通常のAPI取得結果に出ません。 |
| 通話記録・録音・文字起こし・AI抽出結果 | このAPIでは削除しません。電話帳とは別に保存されるデータです。 |
| SMS本文・送信先・過去の発火ログ・外部同期の対応表・除外リスト | このAPIでは削除しません。連絡先の削除と発信禁止は別の操作です。 |
| 外部通知先・連携先・バックアップ | このAPIの削除対象外です。各保存先の管理・保持条件を別途確認する必要があります。 |
削除前に送信元の同期・予約・実行中処理を停止してください。削除は発信キャンセルではなく、同じ情報を再送すると新しい連絡先として登録されます。同じ連絡先IDを再び削除しても安全に完了応答を返します。
導入時の確認事項
- 送る項目を決める。架電に必要な電話番号、識別に使う名称、必要な差し込み項目に絞ります。氏名を呼びかけに使わない運用では、名称欄に社内管理用のラベルを使うこともできます。
- キーと保存方針を設定する。権限・有効期限・発火ログ保存のON/OFFを設定します。重複防止キーにも氏名や電話番号を入れず、連携処理ごとの識別子を使います。
- 合成データで一連の処理を確認する。連絡先の登録・更新・結果取得・削除を確認します。電話帳管理APIは発信しませんが、発火APIは設定に従って実際に電話やSMSを送るため、試験用の宛先と動作を設定します。
- 再送と障害時の動作を決める。発火には同じ重複防止キーを使います。連絡先の登録で409が返った場合は電話番号で照合します。通知は取りこぼす可能性があるため、結果取得APIによる照合も組み合わせます。
API連携によってファイルの複製や手作業を減らせますが、業務処理に必要なデータはオトコル側にも保存されます。連携先のアクセス制御・ログ・バックアップも含めて運用を設計してください。